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Blenderデータを3Dプリントしてみた

Blenderについてのチュートリアルを書いてみたい…

でもそんなに教えられるほど色々使いこなしてない…
ってことで、多分比較的Blender界隈でやってる人の少ない、3Dプリントについて書いてみます
自分の嫁を実体化したい人、Blenderデータから小粋なアクセリーを作りたい人は読んでください。

▼こんなのをつくります

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やる(やった)ことリスト

1.何を作るかを決める
2.出力するプリンターを決める
3.データを作る
(1)blenderの単位を合わせる
(2)エラーを吐かないためのデータの条件
(3)精度とか 
4.データチェック
(1)Blenderでやる
(2)Blender以外でやる
5.出力

全体の流れとしてはこんな感じです。

以下流れに沿って解説していきます。

 

1.何を作るかを決める
何はなくともこれがないとはじまらないです。
私の場合、結婚する友人の自画像キャラクターを作りたかった…
できれば持ち歩いたり他のと組み合わせたりできるようにキーホルダーで…
というわけであまりスケッチもかかずに見切り発車しました。

でも、1:1スケールでいくつかのサイズで印刷したり、表示したりして、自分にしっくりくるサイズを決めるというのは重要です。
リアルに出力ときは、スケール感把握しておかないと
うわっキーリングでかすぎ…とか、フィギュア部分に合わせたら造形できないサイズになってしまった…とか
めっちゃ凝った造形したのに3Dプリントしたら潰れてしまった…そんなにこる必要なかった…とか
ちょっと悲しいことが起こりがちです。

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▲こんな感じで、下絵の段階でサイズを複数作って印刷して確かめました。

Blenderで1:1表記や100%サイズの印刷をする方法を知っているひとは

あとでこそっと教えてください。

 

2.出力するプリンターを決める

同人誌の印刷と同じかも知れないです。出来る限り出力見本をみてから決めましょう。
DMMとか(今回私はここ利用しました)
http://make.dmm.com/item/8600/;jsessionid=2EF785F56565AD774DC21DD5D6EA10F2.web01
中野の3Dプリンター屋さんにはサンプルが豊富にあるようです
http://www.tokyo-maker.com/index.html
基本ガタガタで単色は安く、精密な感じに仕上げられる物は、高いです。
見本をみて、お財布と相談して自分が納得できるものを選びましょう
写真は指輪っぽいものを安めの3Dプリンターで出力しようとして、ガッタガタになった失敗例

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あと、プリンターを先にきめておくと、データを作る時に
これは造形できる/できないの判断や、ここは作っても再現される/されないの判断が手早くできるので
とりあえず仮でも決めておくことをお勧めします。

3.データを作る

(1)blenderの単位を合わせる
プロパティウィンドウから単位系にメートルを選択→あとはお好みで

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(私はmm単位の方がピンとくるので0.001に設定してますが
separate unitsにチェックいれないとmm標記にならないし、なっても△cm○mmって表記になるのが地味に不満です。どなたか完全にmm表記に出来る方法ご存知でしたら教えてください。)

(2)エラーを吐かないためのデータの条件

知ってる人にとっては多分常識なのでしょうが、私もやるまでは知らなかったので書くと
①ポリゴンに穴がない
②ポリゴンに自己交差がない
③非多様体エッジや、非多様体頂点?がない
④面の法線が揃っている

とまあ、大体ブーリアンが上手く行くときの条件と同じです。

(3)精度とか
プリンターを選ぶ、のところでもふれましたが、
3Dプリンターは機種ごとに最小の厚みや、最小の幅、最大造形可能サイズが決まっています。
再現できない部分は割り切ってシンプルな造形にしたほうが、作業時間の短縮になりますが
諦めきれない場合は、予算アップも覚悟して高精度に変更してみるorプリント後に手加工とかもありかもしれません

 

4.データチェック
3Dプリントツールを入れましょう

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そしてチェックしましょう。マークされているものはエラーがでている物なので
適宜ポリゴンを修復しましょう。

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本当は、各項目 について解説できるといいのですが、きりがなくなってしまうのでまた今度にします…

普通にブーリアンできるようつくっとけば、案外エラーでないです。

造形が済んだら、stlで書き出してください。

Blender以外のStlビューアでもサイズを確認しておくとより安心

MacだとRhino for Macがビューア以外にもかなり色々使えて便利

Windowsだとなんでしょうか、MiniMagics とかでしょうか…

 

5.出力
各プリントサービスの指示に従って入稿?出図?します。
今回はDMMのナイロンを使いました。2体で4000円弱でしたが
DMMのナイロンは15cm角程度までなら値段が変わらないようなので
もう何体か一気に出しても良かったかもしれません。

 

まとめ

ダラダラと書いてしまいましたが、言いたいこと3つにまとめると

1.3Dプリント前提のモデリングをするときはこまめにサイズを確認しましょう
2.一口に3Dプリントっていっても機種によって特性があるので現物を確認して機種や作り方を決めましょう
3.細かいこと考えずにまずはいちど作ってみましょう!意外と安いよ楽しいよ

以上になります。説明不足やもうちょっとここ解説してほしいというところがあったら、コメントかtwitter nbngまでご指摘くださると嬉しいです。

Blender Advent Calender 明日はpsi_ni_phiさんの「プサイにファイ 世の中すべて波だらけ」の予定です。よろしくお願いします。